STO解説

TradeCloud(スイス)4,200万ドル規模のSTO|コモディティ市場の金融化

TradeCloudは、コモディティ市場を対象にP2Pプラットフォームを提供しており、販売者と購入者を直接的に結びつけることで、効率的な取引を実現しています。

 

現在のところ金属産業を中心としてプラットフォームは運営されており、今後は、エネルギー、農産物といった分野にもTradeCloudプラットフォームの提供を行うとしています。

 

購入者は商品や販売者を自分で見つけ、仲介業者を介さずに購入することができるため、コスト削減や新規市場の開拓が容易になるといったメリットがあります。

 

今回、TradeCloudは4,200万ドルを上限としてSTOによる資金調達を行なっており、コモディティ市場の金融市場化といった観点からも大きな注目を集めています。

 

TradeCloudについて

 

TradeCloudは、2017年10月にプラットフォームの提供を始めて以来、TradeCloudには39か国240以上の企業が参加しており、 10億米ドル以上の取引が行われています。

 

このTradeCloudプラットフォームにはブロックチェーン技術が活用されており、これまで出回っていなかった各業界の商品を市場に流通させることを目指しています。

 

特に、金属やエネルギー、農作物といった「コモディティ商品」のデジタル化は市場に大きな変化をもたらすとされており、金融市場化が進むコモディティ市場にとっても、STOによる資金調達は非常に相性が良いと言えます。

 

ブロックチェーンを活用したTradeCloudプラットフォームによって、コモディティ市場がより多くの人々に開かれ、運営会社がSTOを活用して資金調達を行なったユースケースは他にはなく、非常にユニークな取り組みであることが伺えます。

 

コモディティ市場について

 

世界全体では人口増加が著しく、コモディティへの需要は、日に日に増しています。

 

非鉄金属市場(アルミニウム、銅、ニッケル、亜鉛、リサイクル材料):2017年に約1億1,400万mトンの総生産を誇り、約4,275億ドルの市場価値があると推定。

 

石油市場:需要は2019年には1日あたり1億バレルを超えると予測されており、毎日80億ドル相当の取引を必要とします。(年間2.9兆ドル)

 

農産物市場(穀物肉、牛乳):全世界で総生産量が45億トンに達し、2017年には1.9兆ドルの市場価値があると推定。

 

このように市場は成長を遂げており、コモディティ市場のデジタル化は、非常に将来性にあるビジネスだと言えます。

 

TradeCloudによって、より多くの人々が市場に参加し、適正な価格で効率的な取引を行うことで、コモディティ市場が活性化すると考えられます。

 

参考文献

 

https://stoscope.com/sto/tradecloud

TradeCloud Launches Its Security Token Offering (STO)

https://stoscope.com/sto/tradecloud

https://sto.tradecloud.sg/#banner-section

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