STO解説

Stellerro|事業開発の拡大のためSTOをスペインで実施

STOは新しい資金調達方法として注目を集めていますが、実際のところ、どのSTOに投資をすればいいかの判断は簡単なものではありません。

 

トークン化された証券は世界各国の規制に準拠しているものの、STOによって収益分配や四半期ごとの配当など条件は様々です。

 

また、認定投資家にならないと投資ができないSTOもあれば、最低投資額が100ドルからというものもあり、プレセールへの参加で10%以上の割引を受けることもできます。

 

STOのエコシステムが成熟していくにしたがってセキュリティー技術の進歩や世界中のあらゆるSTOにアクセスできる機会が増えていくことが予想されています。

 

そのような未来に備え、Stellerroでは資産のトークン化、オンボーディング*までのプロセスをコンサルティングし、デジタル投資への新たなソリューションを提供します。

 

*オンボーディングとは新加入者がプロセスに慣れるまで教育などのサポートを施すこと。

 

Stellerroはブロックチェーン業界の引受会社としてDigital Securities Offeringsと伝統的な資本市場との架け橋として機能することを目指しています。

 

引受会社:有価証券の募集もしくは売出し、または私募に際し、これを取得させることを目的として当該有価証券の全部または一部を取得する(買取引受)会社、あるいは当該有価証券を取得する者がない場合にその残部を取得する(残額引受)契約をする会社のこと。

 

すでに世界的な金融機関や投資ファンドとの提携を結んでおり、研究開発や事業開発の拡大のため2019年6月17日から自社株式の所有権をセキュリティトークンとして発行しています。

 

このSTOで投資家は四半期ごとにStellerroの収益から12.5%の配当を受けられます。

 

スペイン 暗号資産規制動向

 

スペインでは国内の失業率が30%以上となっており、暗号資産の規制においても保有者には身元確認と保有量の報告を義務付けることで税金逃れを防止する租税法を2018年10月に承認しています。

 

この法案は税制改革の一環として行われており、スペイン政府は1,050億円の税収を増加させることを目指しています。

 

海外取引所における暗号資産への投資についても政府に報告する義務を設けており、この法案が可決された場合には暗号資産投資は「Spain’s assets declaration form (Model 720)」の対象となることが明らかにされています。

 

また、スペイン国立証券市場委員会(CNMV)は2019年1月にあわせて23の暗号資産と取引所をブラックリストに追加し、3月にはCNMVがこれまでのICOプロジェクトについては正式に承認していないとの立場を明確にしました。

 

また、セキュリティトークンについては500万ユーロ未満のトークン発行で、150人未満の個人投資家をターゲットにする場合、または投資家1人当たりの最低投資額が少なくとも100,000ユーロに設定されている場合はCNMVからの承認を必要としないことを明らかにしています。

 

スペイン国民と50,000ユーロを超える特定資産を持つ居住者を対象に資産状況を記録することを義務付ける法律として2012年に制定されました。

 

財政上の詐欺を防止するための法律であり、虚偽の情報を申告した場合には€5,000~€10,000、申告遅れの場合にも€100~€1,500の罰金が定められています。

 

2018年4月にはスペインの税務期間が60社の金融機関に暗号資産投資家の情報提供を呼びかけるなど、暗号資産への規制が行われています。

 

Stellerro 最低投資額や期間について

 

トークン名 STRO
1STRO=0.86€
規制 ESMA スペイン証券法
通貨 USD EUR BTC ETH
プラットフォーム ERC1400
配当 収益分配(12.5%)
最低投資額 500€
最大投資額 100K€
目標調達額 500K€
使用用途 マーケティング 研究開発 ビジネス開発
制限区域 アメリカ、シンガポール
期間 2019年6月15日~8月15日
発行体 Stellerro(イスラエル)
会社設立日 2018年11月28日

 

StellerroはESMAとスペイン証券法に準拠したSTOを2019年6月15日~8月15日の間、実施しています。

 

2019年12月には「デジタル資産管理プラットフォーム」を計画しており、資金調達後のアラート機能やAIツールによるレポート・決定機能を備えたシステムであることが明らかにされています。

 

また、2020年にはニューヨークと香港へ拠点を持つことが計画されており、世界的な認知度向上と収益拡大を目指しています。

 

Stellerroではセキュリティトークンを発行、購入プロセスを簡略化できるオンボーディングソリューションを発行者と投資家に提供し、より包括的なDigital Securities Offeringsプラットフォームの構築を予定しています。

 

参考文献

A global financial horizon — how digitized securities are taking over the world

Stellerro – STO Scope

Stellerro – Bitcoin Forum

Stellerro – Coinjinja

Spanish CNMV Still Is Concerned About Crypto Regulations. For What Reason?

Criterios ICOs.pdf

Spain’s assets declaration form (Model 720)

スペインで仮想通貨保有量の報告を義務化する法案が承認
公式サイト

Stellerro – 公式サイト

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