「Securitize(セキュリタイズ)」SFV・GBファンドから資金調達を実施

STO

「Securitize(セキュリタイズ)」は、これまで10社以上のSTOを実施し、その実績からセキュリティトークン市場においても高い評価を得ている米国企業です。

 

米国市場では、私募市場が拡大していることからSTOに関しても活発な取り組みが行われており、各企業が市場形成に向けて様々な動きを見せています。

 

・主な企業

セキュリティトークン発行プラットフォーム

Polymath
Habor
Swarm

セキュリティトークン取引所

tZERO
Open Finance Network

 

 

その中でも「Securitize(セキュリタイズ)」は日本市場での展開を積極的に行っており、今回の資金調達は2019年に行われたシリーズAラウンド(三菱UFJイノベーション・パートナーズ、野村HDなどが参加)の延長とされています。

 

最近のセキュリティトークン市場の動向としては、tZEROがイギリスの高級不動産のトークン化を2020年Q1予定していることや米国においてはブローカーディーラー5社と契約を締結したことが明らかになっています。

 

また、シンガポールのセキュリティトークン取引所「iSTOX」がSandboxでの実証を終え、recognised market operatorとして規制当局から承認を受けるなど、様々な取り組みが行われています。

 

ヨーロッパでは、スイスで「Overfuture」がSTOの実施を予定し、「PwCルクセンブルク」が、セキュリティトークン発行プラットフォームTokenyとのパートナーシップを発表しました。

 

・今回の資金調達について

 

ソニーフィナンシャルベンチャーズとグローバルブレインが2018年10月に設立したファンド「SFV・GB 投資事業有限責任組合(以下、SFV・GBファンド)」が、セキュリティトークン発行プラットフォーム「Securitize(セキュリタイズ)」に出資を行ったことが明らかになりました。

 

SFV・GBファンドは、フィンテック企業を中心として出資を行っており、過去には下記のような企業にも出資を行っています。

 

株式会社コズレ:ビックデータを活用した子育てに関するナレッジシェアメディアの運営

株式会社iCARE:オンライン保健室サービス「carely」など法人向けヘルスケアサービスの提供

株式会社フロムスクラッチ:データマーケティングプラットフォーム「b→dash(ビーダッシュ)」の開発・運営

Bitwala GmbH:ブロックチェーン金融サービスプラットフォームの開発・運営

クラウド・インベストメント:不動産事業会社向けのクラウドファンディング・プラットフォームの開発・運営

ウェルスナビ株式会社:ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の開発・運営

Idein株式会社 :実世界の情報をIoTシステムで運用するプラットフォームサービス「idein」の開発・運営

株式会社iCARE:健康労務の自動化クラウド「Carely(ケアリー)」の開発・運営

 

三菱UFJフィナンシャルグループが設立したセキュリティトークン研究コンソーシアムにも「Securitize(セキュリタイズ)」は参加をしており、米国での経験と知見を持つ企業の取り組みによって、日本でもSTOへの関心が高まっていると言えます。

 

各国でさまざまな企業がSTOへの取り組みを進める中で、「Securitize(セキュリタイズ)」が日本の金融機関およびフィンテック企業に与える影響は大きく、金融のデジタル化に向けて今後も大きな注目が集まることでしょう。

 

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