NTT×ブロックチェーン|博報堂やイタリア銀行協会との協業

ブロックチェーン

新たなビジネスモデルをブロックチェーン技術を活用し、構築しようとする取り組みは日本でも活発に行われています。

 

ブロックチェーン技術による業務の効率化は、これまでの事業モデルを転換する可能性を秘めており、多くの企業が導入を検討しています。

 

しかし、実際に実用化に漕ぎ着けるまでには実証実験が必要不可欠であり、中長期的なビジョンに基づいて各企業は取り組みを進めています。

 

NTTグループでは「データ監査」「銀行間送金」「ブロックチェーンアプリ開発」「IoT」といった分野でブロックチェーン技術の活用を目指し、下記の企業との連携を相次いで発表しています。

 

・博報堂DYホールディングス
・ABI(イタリア銀行協会)
・オラクル社
・BiiLabs

 

本記事ではNTTグループのブロックチェーン技術活用の事例を解説していきます。

 

ブロックチェーン×データ監査

 

博報堂DYホールディングスはマーケティングデータの活用を目指していますが、企業間での連携はコンプライアンスの面で実現が難しく、安全なデータ連携の実現が課題とされてきました。

 

そこで、NTTデータとの協業を行い、ブロックチェーン技術を活用した「データ監査基盤」の構築に取り組んでいます。

 

分散化台帳技術によって、データの改ざんや不正流出といった問題を防止することができ、より安全な購買データや各企業毎の顧客データの取り扱いを実現できます。

 

独自開発のマーケティングデータ基盤である「生活者DMP(データマネジメントプラットフォーム)」を博報堂DYホールディングスは構築しており、ブロックチェーン技術による「データ監査基盤」を活用することで、データの安全管理に取り組んでいます。

 

ブロックチェーン×銀行間の送金

 

NTTデータではイタリアの銀行間送金にブロックチェーン技術を活用する取り組みを進めています。

 

イタリアには銀行が1000行以上もあり、銀行間の送金はそれぞれの銀行ごとで決められていました。

 

そのため送金業務が日毎、週毎で行われるなど、非効率な運営が課題とされてきました。

 

今回、ブロックチェーン技術を活用した送金ルールの作成を行い、共通の仕組みを構築することで、この課題解決に向けた取り組みをNTTデータはABI(イタリア銀行協会)と共同で行っています。

 

「Spunta Banca(スプンタ・バンカ)」と呼ばれるこのプロジェクトにはイタリアにある18行の銀行が参加し、ブロックチェーンプラットフォーム「Corda」を使用しています。

 

ブロックチェーン×アプリ開発

 

NTTデータ先端技術はオラクル社の「Oracle Blockchain Platform Cloud」を活用した「ブロックチェーンアプリ開発サービス」を発表しています。

 

「ブロックチェーンアプリ開発サービス」はNTTデータ先端技術が開発した「独自アクセラレーター」によって、短時間でアプリ開発が行うことができます。

 

これによってブロックチェーンアプリの開発の納期が短縮できるようになり、NTTデータ先端技術は各分野にむけてのブロックチェーン技術導入のコンサルティングサービスを展開していくとしています。

 

ブロックチェーン×IoTデータマーケットプレイス

 

NTT Nexcenterはブロックチェーンシステム開発を推進するためにBiiLabsとの提携を発表しています。

 

BiiLabsはブロックチェーン技術を活用して、運転した分だけ保険料が決まる自動車保険の開発に成功している会社です。

 

NTT NexcenterとBiiLabsはIoTデータマーケットプレイスシステムの開発を連携して行うとしています。

 

参考文献

 

博報堂DYホールディングスがNTTデータと協業を開始 ブロックチェーンなどを活用しデータを安全に管理

 

Italian banks move into pre-production for DLT-based reconciliation project

 

NTTデータ先端技術、オラクルのプラットフォームを活用した「ブロックチェーンアプリ開発サービス」

 

BiiLabs — Blockchain Industry and Innovation Labs

 

NTT NexcenterとBiiLabsが、ブロックチェーン×IoTのシステムで連携

 

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