トークンに対応したエコシステムと国際標準について|InterWork Alliance(IWA)が発足

現在、多くのブロックチェーンやプロトコルが乱立している状況にあり、各プロジェクトごとに異なるトークンの性質や技術の開発が行われています。

 

InterWork Alliance(IWA)は、トークンに対応したエコシステムの構築に向けて国際標準を策定することを目的に発足しました。

 

このことで、各プロジェクトが提供するプラットフォームに依存することなく、多くの人々・組織がブロックチェーンを活用した資産のトークン化ビジネスに取り組めるようになります。

 

・トークンとは?
・スマートコントラクト上でどのような条件で合意形成がなされるのか?

 

上記のような内容を定義するためには国際標準の策定が急務であり、国際標準組織であるInterWork Alliance(IWA)は、今後のブロックチェーン市場の発展にとっても重要な役割を果たすことでしょう。

 

これまで多くの産業分野で国際標準を確立することで客観的なルールに準拠した市場形成が行われてきました。

 

・社会的な信用力の向上
・性能、技術力の証明によるシェア獲得
・利用者の増加による新たな市場の創出

 

国際標準の策定には上記のようなメリットが存在しており、今回のInterWork Alliance(IWA)発足によって、各国のブロックチェーンプロジェクトは国際標準組織の動向を踏まえた戦略的な経営が必要となります。

 

国際的なルールが定められることで、ガバナンスの遵守や国際市場への参入が活発になるといったメリットも想定されます。

 

30以上の企業・組織がInterWork Alliance(IWA)には参加しており、下記のように証券取引所からセキュリティトークン企業まで、幅広い分野でトークンの国際標準化への取り組みが行われ始めています。

 

Nasdaq
Depository Trust & Clearing Corporation(DTCC)

IBM
R3

Tokensoft
SIX Digital Exchange

 

InterWork Alliance(IWA)は、

 

・The Token Taxonomy Framework which defines a token and how its value can be exchanged (トークンの定義付け)

・The InterWork Framework for the legal clauses that match up with token standards (トークンの法的根拠)

・The Analytics Framework to enable market data and analytics in a privacy preserving manner (プライバシー保護と市場データ分析)

 

といったように3つのフレームワークを策定することも明らかにしています。

 

セキュリティトークンのみならず、最近では実物資産のトークン化への取り組みも大きな期待を集めていますが、国際標準があることでより円滑なビジネスの展開が可能になると考えられます。

 

InterWork Allianceは、Accenture、Digital Asset、Microsoft、Neo Global Development、およびSIX Digital Exchange(SDX)によって後援されています。

 

創業メンバーは、Amberdata、Blockchain Technology Partners (BTP)、Calastone、, Chainlink, DEKRA, DLA Piper, The Depository Trust & Clearing Corporation (DTCC), Envision Blockchain, HACERA, Hedera Hashgraph, IBM, ING, Nasdaq, R3, Tokensoft, UBS and Web3 Labsとなっています。

・参考文献

IBM, ING, Microsoft, Nasdaq, R3 in launch of new token standards body / Ledger Insights

InterWork Alliance Launches to Standardize Token-Powered Ecosystems Worldwide / InterWork Alliance

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