STO解説

BlockState|スイスのセキュリティトークン発行プラットフォームについて

スイスはブロックチェーンの聖地・クリプトバレーが有名ですが、700以上のブロックチェーン企業の誘致に成功しています。

近年のスイスはUBSグループのマネーロンダリング幇助が国際的な問題となったことで、国際の見直しを迫られていました。

そこで、いち早くブロックチェーン産業に国を挙げて取り組み始めたことが今日の成功につながっています。

すでにスイスではMtPelerin2018年10月にSTOを行なっており、スイス証券取引所が2019年後半にはSTO取引所を開設予定となっています。

そして、2019年6月18日からはSTO発行プラットフォーム「BlockState」が自社プラットフォームを使ってセキュリティトークンの発行を行なっています。

「BlockState」のSTOについて

「BlockState」はスイス金融市場監督局(FINMA)からの認可を受けており、自社プラットフォームを使用したトークンの発行によって200万ユーロの資金調達を目指しています。

このSTOでは資金調達だけではなく、「BlockState」の技術力や発行プロセスを紹介する意味合いもあります。

そして、投資家は「BlockState」のSTOを通じて配当を受け取ることができ、2019年6月25日からは個人投資家向けに最小投資額が200ユーロに設定されたメインセールが始まります。

KYC / AMLはドイツのブロックチェーン企業「Fractal Blockchain」との提携によって行われ、「投資家保護」を果たすための取り組みを強化しています。

トークン名 BKN
種類 株式(配当・議決権)
ブロックチェーン Ethereum(ERC-20)
発行プラットフォーム BlockState
最小投資額 €200
1トークンあたりの価格 1BKN=€200
購入可能通貨 EUR、USD、CHF、BTC、ETH
規制 スイス金融市場監督局(FINMA)
開始日 2019年6月25日
終了日 2019年7月12日
会社概要(発行元) BlockState AG

「BlockState」の特徴や将来性

STO発行プラットフォームはSecuritizeが人気を集めており、世界各国のブロックチェーン企業やIBMとの提携を行なっています。

他にもPolymathやHaborといったプラットフォームもあり、ヨーロッパではドイツのNeufundがETO(Equity Token Offering)発行プラットフォームとして知られています。

また、エストニアのSTO取引所であるDX.ExchangeはNASDAQとの技術提携を行なっているため、NASDAQ上位銘柄であるAmazonやNetflixの株式をETOとして発行することができます。

このように世界的な大手企業のETOが今後は増えてくることが予想され、「BlockState」もその発行プラットフォームの1つとして将来的な発展を目指しています。

大手企業の株式トークンによって株式は小口化され、アマゾンの株が10ドルから購入できるようになれば、より多くの投資家への投資機会を提供することができます。

証券取引所がクローズしている間でもブロックチェーン上では24時間365日の取引が可能となり、市場の流動性向上をもたらします。

このことから「BlockState」が現在の暗号資産業界においても将来性の高いビジネスモデルを構築しており、今後も注目していくべきプロダクトだと考えられます。

スイスには多くのブロックチェーン企業が集結していることからも多くのビジネスチャンスを享受できることでしょう。

SNS

STOnlineはSNSを開始しました。

Twitter: @stonline_jp

Facebook: @sto.on.line.io

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA